ニキビの第一特徴は面靤という症状です。これは毛穴が詰まり皮脂が抜け出さなくてお肌に白・黒の粒が出来ることで、これに炎症が進むと赤い粒が出来る丘疹とそれがもっと膿んで膿が出来る膿疱、炎症がもっとひどい状態になって豆のように変わる結節など色々とした種類のニキビが同時に現れることが出来ます。

 

 

◆ 一般的なニキビ

 

 一般(尋常性)ニキビが出来た人は顔や頭に皮脂の分泌は多いから油がついている場合が多いし、主に10代後半から20代に沢山出来ます。適時に治療しないと赤または黒いニキビ跡が残ったり、皮膚が深く凹んだ傷跡が残ります。
 
◆ 凝塊性ニキビ

 

  全てのニキビの中で一番ひどい状態で、治療してからも皮膚が深く凹む傷跡や皮膚が赤く出っ張るケロイド性傷跡が残りやすい凝塊性ニキビの代表的な症状は多くのものが固まった面靤と触るとすぐつぶれる直前のニキビです。

 

凝塊性ニキビは女性にはよく発生しないが、10代後半の若い男性によく出来ます。これは身体のどこでもできることであるが、特に首の後側と背中によく出来ます。このような酷い状態のニキビが出来る理由は　免疫体系に以上があるからではないかと思われます。

 

このニキビは膀胱炎・骨髄炎などの炎症性の疾患とよく出来るし、治療も難しいです。ニキビの部分をメスで切開してその中の膿を出したり、ニキビの周りに直接ステロイド注射をしたりしますが、一番効果のいい治療薬は合成ビタミンＡ製剤であるIsotretinoinという紫色の錠剤で、この薬を長期間多くの用量を服用して治療することが出来ます。

 
 
◆ ケロイド性ニキビ

 

 ケロイドとは皮膚に出来た傷跡が治療されながら皮膚の奥の繊維成分であるコラーゲン繊維が普通の人より多く増殖して傷があった皮膚がより大きくて赤く出っ張ることを言います。

ケロイドは体質的なことで東洋人と黒人によく出来るし、ケロイドを治療するためにはコラーゲン繊維が過度に固まるのを防ぎつつ、ニキビが出来た部分に直接ステロイド注射剤をします。ドライアイスや液化窒素で皮膚を凍る冷凍療法で治療したりするが、最近は皮膚を焼ける炭酸ガスレーザーや血筋だけを焼ける血管レーザーで治療したりします。
 
◆Acne fulminans

 

  とても珍しくてひどい形態のニキビとして大概は10代男性に現れるし、主な症状は大きな膿が出来ます。よりひどくなると膿が潰れて凹んでしまいます。

 

主に胸と背中に出来るし顔にはあまり出来ないこれはただ皮膚症状のみならず全身に熱が出つつ、関節炎と体重の減少とともに現れます。普通は塗るだけでは効果があまりないし、ステロイド剤と抗生剤を一緒に使うと効果が見られます。ステロイド剤を直接皮膚に注射する場合もありますし、血管と筋肉注射をする場合もあるし、最近には合成ビタミンＡ剤の治療でもいい結果が得られます。
 
◆ブラックヘッド(黒色の面靤=black comedones)

 

 ブラックヘッドというのは広い毛穴を詰めている黒色の胡麻のようなホクロで黒色綿布が出来るを先によく見れば毛穴入口に角質細胞・細菌・脂質(lipid)が固まっていて眼で見れば黒く見えることで以前はメラニン細胞で作られたメラニン色素によって黒く見えることと思われていたが、電子燎微鏡で調査したところ、メラニン色素は見つかれませんでした。

黒色の面靤を電子燎微鏡で見ればよく片付けられた角質細胞が広い毛穴入口に堅たく固まっているし、皮脂腺で分泌された脂質(lipid)以外の細菌と細菌の産物などが　ことが確認できます。人によって皮脂腺で分泌される皮脂の量はそれぞれ違いますが、油性・中性・乾性で分けられますが、一般成人の場合にT-zone部位は油性で他の部位に比べて皮脂腺が大きくてその数字が多くて皮膚に油気が多いです。したがって鼻の周りには黒色の面靤がよく出来るようになるのです。

 

 

 

 

 

 

◆LED治療の原理 
LED治療は、にきび菌が死滅する光をあてて治療し、炎症性にきびに效果的です。

▶ ブルーライト

415nmの波長域にあるBlue Lightを吸収して光刺激反応によりバクテリアを破壊させる Singlet oxygenが出えうようになっていますが、この反応はPhotodynamictherapy(光化学反応原理)です。

長所

治療時10分程度所要。

単独治療が可能で、ニキビの管理と並行させるとより效果的です。
赤い炎症性ニキビに使います。
 

▶ LED

LEDはニキビ菌を死滅させて、ニキビの赤みや炎症の緩和に效果的な光線治療です。

長所

治療時10分程度所要。
単独治療が可能で、ニキビ管理と並行させるとより效果的です。
バクテリア増殖により生じた炎症性ニキビに使います。