◆クロス(CROSS)とは?
(Chemical Reconstruction Of the Skin Scars)の略字として、TCAという科学物質を窪んだ傷跡や広い毛穴に塗布すると、注入されたＴＣＡが真皮皮の繊維細胞を刺激して、コラーゲンの合成を増加させつつ配列の再配置をもたらします。これによって、真皮層が厚くなって窪んだ部分を補うことになります。傷跡の種類によって科学薬品の濃度と塗布の強さなどを適切に調節することが大切です。

オラクル狎鷗亭店イジョンボック教授が開発した治療法です(クロスカテゴリをご参考ください。)

▶長所
麻酔なしに簡単な施術で治療します。　
皮膚には損傷を与えずに窪んだ傷跡だけを治療します。　
施術後にも洗顔・化粧などが可能で安全な方法です。　
治療の回数が多ければ多いほど効果がよくなります。　 
他の剥皮術と一緒に治療を行えるので、様々な効果が出せます。　
適用する症状　
  - 小さくて深い傷跡

  - 窪んだニキビ跡　

  - 広い毛穴　

▶施術過程　
麻酔軟膏30分 → 施術約10~20分くらい → 軟膏を塗る(沈静)

▶施術間隔と回数
4週間の間隔で3~5回、他の治療と一緒に治療出来ます。

◆Subcision

▶原理
(subcutaneous incision), 真皮切開術という治療法で針模様の手術器具を差しこんで傷あと部位を下方へ引っ張っているコラーゲン纎維を切ってくぼんだ傷あとを緩和させる治療法です。

たいてい 1~2ヶ月の間隔で施行されて必要によっては他の傷あと治療法と併用して使われたりします。

◆モザイク(Mosaic)とは?

1Cm2当り役300-2000個くらいの細かいレーザービームを照射して目に見えない微細剥皮をするレーザーです。レーザービームを当てた部位(微細熱施術区域)の真皮層まで浸透して施術効果をもたらします。
 

▶モザイク治療の原理及び効果　
マイクロレーザービームを皮膚深く照射して皮膚に微細熱治療ゾーンという数千個の微細治療柱を貫いて、微細治療区域が再生されて治療効果を見せます。

この方式は皮膚全体を一度で剥す既存のレーザー剥皮より回復期間が短いが、普通のレーザー剥皮の効果を見るためには、モザイクレーザーを繰り返してしなければなりません。